7月12日 聖霊降臨後第7主日 「根」

種が蒔かれ、根が生え、豊かに実を結んでいく。この一連の流れは、信仰のたとえとしてよく用いられる。み言葉の種が蒔かれ、私たちに根付き、豊かな人生へと結実していく。そのように生きられたらと、信仰者は願っている。

しかし、案外に根付くことは難しく、私たちの心はいかに頑なな土壌であるかを思い知らされもする。

きっとこの文章を読んでいる人も、根付いたものよりも、根付かなかった種の方が、圧倒的に多いのではないだろうか。

大切なことは、実を結ばなくとも、何度でも何度でも、芽が出るまで種を蒔く神がおられるということである。その情熱は、決して絶えることはない。そのことに安心して委ねる時、私たちの心は、少しずつ柔らかくされていくのだろう。

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